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作業所か精神科デイケアか?それとも・・・?

僕たちのホームの利用者さんに仕事の事で悩んでいる方がいます。



自分のホームだけでなく、どこのグループホームにもたくさん悩んでいる方はいると思います。



多分、朝になると「行きたくない。だって行くといじめられるから。」とか「私の話を聞いてくれないから。」とか「お金がいいところが他にある。」などでしょうか。



そういった事を言う方ってほかにも「身体がしんどくって行けない。」など何とか休もうとして支援員と言った言わないの話まで発展する事もざらにあるのではないでしょうか?



いろいろと話を聞いているといろんな事で悩んでいると思います。



でもやはり、気分が乗らない、身体が思ったように動かないなど精神的に不安定になりやすい状況での訴えが多いと感じます。



時期的に3,4月や10,11月でしょうか。



はっきり言って体調の変化特に、精神的に由来する変化を支援員で判断する事は難しいと感じます。



経験で物事を伝えると利用者さんから「もし、私が作業所に行くことで体調がもっと悪くなったらどうしてくれるの❓」と言われたこともあります。



もちろん「どうもできません。」と言いましたが、結局不安なんです。



もう一度、「不安」が大きな原因だと思いました。その時は。



主治医の先生に相談すると「休んで悶々とするぐらいなら、デイケアに来れるように手続してみてもいいよ」と言っていただけました。



(ん、デイケアって何だろう?)



先生から「ゆっくりと過ごすのもいいかもですね。では〇〇から行きましょうか。」となりました。



調べてみると、精神科デイケアの主な目的は、患者さんが日常生活において自立を促進し、社会復帰をスムーズに行えるよう支援すること。



病院内のデイケア施設では、医者や看護師、その他の専門スタッフによって、個別の治療プランが提供されていて、ここでは、患者さん一人一人の精神的な課題やニーズに合わせて、カウンセリング、作業療法、集団療法などが行われます。



他にも、作業所としての役割も兼ね備えており、様々な職業的スキルや趣味活動を介して、生活の質を高めることが目指されています。



具体的なプログラムには、アートセラピー、音楽療法、さらには職場体験や社会適応訓練などが含まれます。



利用者さんが言っている所では、ウインドゥショッピングやボーリング、ビリヤード、映画鑑賞や車座での話し合いセラピーなどいろんなプログラムがあるそうです。


これらの活動を通じて、患者さんは新しい技術を学びながら自信を回復し、日常生活の中で遭遇するさまざまな状況に対処する力を養います。



また、他の参加者と共に過ごす時間は、人間関係を築く貴重な機会となります。これにより、コミュニケーション能力の向上にも寄与し、生活の中での孤独感を軽減できるでしょう。との事でした。



その利用者さんには合っているように感じましたが、作業所と違いお金(利用料)は払う事になります。



しかし自立支援医療の適用となるので負担額は少なくて済みそうです。



今回はたまたまうまくいったお話でしたが、その他の受け答えはまたお話ししてみたいと思います。

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