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分かっているようで分かっていないもの・・・「自立ってどんな状態かな?」

自立ってどんな状態でしょうか?「障がい者グループホームは訓練する所」や「社会生活に出る前に準備する所」とよく聞きますね。




では社会生活が出来る様に訓練できた人から卒業できるのでしょうか?



障がい者グループホームという所は本当にそうなのでしょうか?



ミナオスではそのようなとらえ方はしていません。



逆に言うと自分で日常生活上出来る事も多い方でも、「よく考えてみようよ。」とお話しします。




また区分の高い方でも卒業したいと相談があれば「良く決心したね。」と応援する場合もあります。



ミナオスの自立の考えをお話ししてみたいと思います。

少し自立の概念について触れておこうと思います。


 ”自立とは・・・「他の援助を受けずに自分の力で身を立てること」の意味であるが、福祉分野では、人権意識の高まりやノーマライゼーションの思想の普及を背景として、「自己決定に基づいて主体的な生活を営むこと」、「障害を持っていてもその能力を活用して社会活動に参加すること」の意味としても用いられている。”


とあります。が難しいですね。

ミナオスの考える自立している状態とは

  • 健康である。
    何をもって健康かというと難しいですがまず、身体と心が安定して良い状態を保っている事です。保っていないと仕事が出来ません。収入がある方はその状態を保てないと日常生活が送れないと思います。


  • 毎日のルーティンワークが安定している。
    今何をすればよいか分からないと不安になりやすいです。やる事はたくさんあってもできる事は目の前にある1つの事です。焦らずに落ち着いている事が出来る状態でいることです。


  • 上記の状態が時間をかけて出来ている。
    つまり、目標に向かってしっかりとした「根を張っている状態」をつかんでいる事だと思います。目標は一つではなく多数あるはずです。でもそれをしっかりと根付かせる。つまり環境を整えていかなければ今まで頑張ってきたことが崩れていく事もあります。そのことを理解できている状態でいることです。

上記の事が出来る様になるために焦らずにゆっくりと進めていくのがミナオスでは訓練と位置付けて邁進していこうと思っています。

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