こんにちは。こんばんわ。
お題がこむずかしくって、もうしわけないですね。
日々利用者さんとお話ししたり世話人さんとお話しすると考えてしまうんです。
お題の事を。
ミナオスを気に入ってくださって住んでみたいとなってもらった見学者さんと利用に向けてお話しします。
その際、「何かしてみたいことがありますか?」とか「将来でも少し先でもなりたい自分とか思いはありますか?」とお話しします。
一生懸命にお話ししてくれる方、「特に・・・」で終わる方、皆さんそれぞれ思いを言ってくれたり言わなかったりです。
最初は当然なかなか心を開いてくれませんし、顔色を伺いながら「この人は私をどうしようとしているのか?」という表情です。
やがて時間が経つとおのおの思い思いの生活を楽しもうと考える方もおります。
ある方はやりたいこと、したいこと、欲しいもの、して欲しい事、してもらわないといけない事、ミナオスが私の為にするべき事などなど思いをぶつけてこられます。
でも、相談支援専門員さんやミナオス、訪看さんや主治医、その他関係機関など利用者さんを取り巻くチームは冷静です。
本当に冷静ですよ。
その冷静さは利用者さんの明日、明後日、数か月数年先の利用者さんがしたいこと、なりたい自分を支援するために一生懸命さがそのようにみえているだけです。
他の事業者さんではそのあたりはしっかりできていると思います。
HPを見ると「私たちは諦めません」「住み慣れた環境で充実できます」「やってみたいを大切に支援します」「通院も支援いたします」「アットホームで安心、一人一人を支援しますよ」とあふれています。
素晴らしいですね。
ミナオスではそこを目指していますが難しい部分もあります。
なぜなら利用者さんは同じではなく、感情があって他人(自身も含めて)がどうのこうのできないからです。
でも、共同生活なのでその枠の中で過ごしていただきたい。そしてその中でなりたい自分を探してほしいのです。
それが社会生活に溶け込んで生きていくことと考えています。
でもそこが難しいですよね。
分っているんですよ。
できない事をしないといけないと思うけどできない私がいて苦しいと思っていることを。
お世話人さんは一生懸命に出来る事を伸ばしてあげて少しでも増やしてあげたい。
その先にやりたいことをさせてあげたい。
拒否する歴代の利用者さんも頑張りました。
でもやりたいことを先にしないと落ち着かなくなってしまう。
そこをうまくコントロールできるような支援をずっと模索しています。
でもそれが出来るなら家族さんがもっと早くできていますよね。
なかなか大変ですね。
この先ずっと勉強です。