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阪本病院 家族SST交流会に参加してきました。!!1/19

1/19に行われた阪本病院家族SST交流会に参加してきました。今回は「つながりから回復へ~家族の歩みからの気づき~」がテーマでした。


家族会なので親と子の関係についてのお話しがメインですが、支援者としても大変参考になります。


そこで今回も参考になった事、勉強になった事をご紹介してみたいと思います。よろしければ覗いてみてくださいね。

今回の学び
 ・家族の向き合い方について
 ・社会の中での精神疾患
 ・家族に出来る事とは

家族の向き合い方について

精神疾患と言ってもいろいろなカテゴリーや疾患名がありますよね。最近は〇〇病と病状が病名になっているようなものはまとめて呼ばれるようになってきたと思います。


それだけでなく、知的障害の症状や障害児と障がい者での線引きもあいまいになりつつあると感じます。


でも家族さんにとっては関係性はどちらも難しいですよね。


世話人さんからのお話しでは出来る事はたくさんあるとの事です。


例えば話しやすい雰囲気づくりを心掛ける。


他にも家族の接し方を変えてみる。挨拶ができていますか?独り言でもつぶやきや問いかけ、嬉しかったこと、困っている事などいろいろな会話を楽しむようにコミュニケーション出来ていますか?


家族さんが当事者さんに対して思い感じている事は支援者にも感じている部分です。


接し方は人それぞれ、これが基本だというものはあっても一人にしか当てはまらない事があるように難しいものです。


支援者にも求められているスキルかもしれませんね。

・社会の中での精神疾患とは
国民の多くの方がお亡くなりになる疾病とは・がん・脳卒中・心筋梗塞が有名ですよね。3大疾病とも呼ばれています。


いつのころからか分かりませんが、それだけではなく糖尿病が国民病とも言われていて生活習慣病とテレビなどでもよく言われています。


でも本当にそうでしょうか?


以外と世間から注目されていないようですが、精神疾患は古いデータでも420万人をオーバーしていて、生活習慣病の2倍の方が罹患されているようです。


その中で精神疾患と向き合っているクリニック、病院はコロナの影響も含めて少なくなってきています。


マスコミは問題のあった事をとりあげるのは必至ですが、現状の治療、対処については何ら前向きにとらえているとは感じられません。


ダメな物はダメと言える範疇の外におられる当事者さんはこのギャップに必死に向き合っていると思いますが、社会が追い付いていないのが現状と思います。


この様な中では一つ一つのご家庭で乗り越えていかないといけないと思う家族さんの気持ちは理解できます。


せめて家族会に参加していろいろと落とし込めたらと思います。

・家族に出来る事とは

雰囲気づくりで言うと「相づち、うなづき、そうだよね、つらいよね、よく頑張ってこれたね、すごいね。」などの反復、共感、ほめるなどコミュニケーションに必要な事が出来ていますか?


病気への理解は出来ていますか?統合失調症なら神経系の働きの低下から不安、不眠、幻覚幻聴また、感じ方考え方行動をまとめる事が出来なくなるなど現れますよ。


それを家族だけで対処できない事はいかがですか?


そのために病院や関係機関に助けを求めていますか?


スタッフと当事者、家族で力を合わせて対応して行けてますか?


当事者さんの出来ていることに目を向けてますか?本人の意思を尊重していますか?世話を焼きすぎていませんか?


小さな失敗にことさら目を向けていて成長を妨げていませんか?当事者さんに必要なのは失敗しても一歩も二歩も踏み出すことが出来る経験と自信ではないですか?


でも本当に親御さんがしんどいのは親自身の考えを教えたい気持ちが本人に伝わらないもどかしさではないでしょうか?


そのジレンマを抜け出す方法はゆとりを持つ、程よい距離、そして希望をもつ事だと思います。



そして当事者さんを信じる関係を作る。


そのためには家族では出来ない事があると受け入れていろんな人と繋がっていく。たくさんの人と出会い、家族がそれぞれの人生を楽しんで生きていく。


今回も大変勉強になりました。ありがとうございました。

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