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富田林精神障がい者家族会「ほっこり会」に参加してきました!9/24(土)

9/24(土)に富田林市にある「すばるホール」にて行われた2022年度だいかれん精神保健福祉講座③を受けに行ってきました。




今回はいつもの例会とは違ってzoomハイブリッド方式にて行われました座学です。




メインテーマとしては「精神疾患を正しく理解するための教育の必要性について」です。




経験や体験したことを話すだけでなく精神疾患を学ぶことも家族会の大変良い所だと思います。




登壇されたのは愛知県立大学 看護学部 准教授 山田浩雅 先生です。

・【学んだこと】

 ・精神疾患教育の歴史と進まなかった教育の背景

 ・精神保健教育(メンタルヘルスリテラシー)の必要性

 ・海外・日本のメンタルヘルスリテラシーの現状

 ・これからのメンタルヘルスリテラシー教育について

戦後の教育で言うと現在とは全く違って他者からの視点で教育されることがほとんどのようでした。




「荒々しい行い」「火つけ」「さ迷い歩く」「狂人となる」といった文言が教育の場でも多かったようです。




すごく偏見に満ちた言葉の羅列の表記ですが、今思うと自分の子供の頃、いや平成の中頃もそのような印象を受けていたことも、事実でそのように思っていた事を思い出しました。




確かにその頃はそのような犯罪を取り上げた怖い内容の映画が多かったように思います。




特別にそのような病気にかかる又は、親からの遺伝や特別変わったその人だけといった印象を受ける事が多かったように思います。




しかし、精神疾患というのは10歳代で急増するありふれた疾患で現在では国民全体の4人に1人が罹患する国民病となった居ます。




思い返すと、10代の頃の常に誰かに見られているような感覚で、なんか恥ずかしいような、ちょっとした冗談でもけんかになってしまう感覚はあのころだけの感覚だったような気がします。




思春期に入るとからだの変化や心の変化、環境の変化、他者との違い(劣等感)を認めたくない感覚を覚えても誰にも言えない、誰も(そのままでよいと)教えてくれないという思いはすごく過敏な人にとっては差別観と相まって病気になってしまう気持ちも理解できてしまいます。




そのような意味でもメンタルヘルスリテラシーの必要性は大事だなと思いました。




特に小学校、中学校、高校の授業にも取り入れるべきだと思います。




講座の中で知っておくべきメンタルヘルスリテラシーのポイントを紹介しておきたいと思います。

① 心の不調は・病気は思春期から急増する。

② 心の不調は誰にでも起こる。

③ 心の不調・病気には生活習慣が影響する。

④ 一人で抱え込まず、早めに相談することができる。




そして、実際僕も見ましたが、ぜひ見ていただきたいと思っているのが、「こころの健康教室  サニタ」にある各アニメです。




その他にもインタビューなどもあって良い教材になっていて、受け入れやすいです。




今回は自分が思春期の頃はどうだったかなと振り返る事も出来たので良い勉強になりました。




ありがとうございました。

    

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