7月21日(木)に東大阪家族SST交流会に参加してきました。
今回はゲストの方が3名来られていました。
一人の方は現在精神疾患を抱える方のご自宅に伺い細かな支援をピアヘルパーとして支えておられる方です。
その方は以前から自らも精神疾患を抱え現在も通院、服薬を続けながらつらかった過去を実体験として語る今の職業を天職と思い常日頃から真正面から受け止めて日々頑張っておられています。
ひとりの方は男性で現在、音楽活動の傍ら就労継続支援B型の社員として日々支援に邁進されておられる方と同じ事業所からスタッフとして関わりながら、利用者としての経験もある方が来られていました。
このお二方は現在も重い精神疾患を患うがある医師との奇跡のような出会いから、べてるの家と浦河赤十字病院精神科ではじまった、主に型精神障害当事者やその家族を対象とした、アセスメントとリハビリテーションのプログラム「当事者研究」を勧められ人生が変わった体験から就労B型でも「当事者研究」を現在も取り組んでいるそうです。
僕自身、精神疾患を患うと自分の事に必死な方が多い中、作業所で他者の方の回復プログラムを率先していかれる方がいるという事にびっくりしてしまいました。
障害分類は別にしてもホームでは利用者発信を基本として日常生活を向上していただく事が対応の基本としていましたが、中々出来ない職員もいたり、利用者さんに振り回されている自分自身が居て、職員に対応を指示できない自身がふがいないと思っていました。
そんな中、今回のお話しは目からうろこが落ちるようでした。
「当事者研究」と硬い言葉にすごく難しそうに思いましたが、調べるうちに結局、対応が難しい方なら障がい者さん自身で気づいてもらおうというもののようでした。
今までどのように利用者さんと接したら本人さんにわかってもらう事が出来るのか、僕の言葉遣いが間違っていたのかと悩む中で、当事者研究されている今回の講師の方自身が精神疾患を患いながらも、その研究をすることが楽しくて、仕事も両方できる作業所に行くことが出来て本当にうれしいとお話しされていました。
ホームでも取り入れることが出来るならやってみたいと思えました。
また今回の講師の方はテレビにも取材されて関西テレビの「報道ランナー」で特集されていました。
ここに書ききれない事もありますが色んな気づきを得る事が出来て嬉しかったです。
本当に毎回いろんな事が勉強出来てよかったです。
また参加させてください。