障がい者グループホームといってもそれぞれ特徴を持たせて利用者さんに対応しています。
例えば知的障がい者専用グループホームや重度障がい者専用グループホーム、自立している利用者さん向けに夜間は支援員がいないグループホームやどのような方でも受け入れますという所もあります。
ただ、他者との共同生活が原則なので利用者さんどうしの協力や支え合い(お互い様という気持ち)で成り立っています。
因みにグループホームを検討している障がい者さんといっても様々あります。
障害カテゴリーの違い、区分の違い、男女の違い、性格や生い立ち《発達期(18歳くらいまで)に何らかの原因で、脳の成長が充分でなかったり、脳の一部に損傷を受けた結果、知的な能力が年齢相応に発達せず社会生活上の支障が生じる場合や成長期に起こった後天的な障害など》などがあり、それによっては他者(社会)に対して必要以上に臆病な方や逆に横柄な方、自分優先で回りの状況が分かりにくい方など特性の違いも様々です。
その都度必要な支援員のスキル(支援員の人数)を受け入れてくれるほど国の障害福祉施策には予算がありません。
ましてや障がい者グループホームは少人数での受け入れ態勢で支援員の数も最小限です。
しかしながら、できることの多い障がい者さんも多いと思います。例えば身の回りの事で洗濯だけができない方、仕事はある程度できてもお金の管理が出来ない方、人付き合いが上手くできないと思っている方 、周囲の変化に上手く対応できないと思っている方などです。
でも少しの支援と手助けで十分社会生活ができるならあなたにとって必要な場所が提供できると信じています。
もしあなたにとって必要な支援の優先順位があるならじっくりと情報を集めたり、相談支援専門員さんに探してもらえる様にしてみる必要があるのではないでしょうか。