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そのお話し、本当の気持ちですか?

こんにちわ、こんばんわ。



今日はよくあるお話です。



いろんな利用者さんがいますが、いろんな訴えを世話人さんにしてこられます。



そこには今困っている事、以前にあった困った事がないまぜにになって出てきます。



それだけではなくって今の気持ちとは全く違う事が根っこにある場合があります。




その時は大変です。



話の内容が全く伝わらない。どこに問題があるかわからない。



聞いている方は解決に向かう事ができずに、ただただ時間だけが過ぎていきます。



以前にあった事ですが少しだけお話ししますと、夕方5時過ぎに「目が痛くて開けれない。」との訴えを職員にしてきました。



大変だと慌てて眼科に連れて行くと、診察中医師より「どこもおかしくないよ。異常がないのでここでは何もできないよ。」と言われました。



本人は「そんなことない、大学病院に見てもらいたい。」と言うと医師より「大学病院は異常のない人はいけないんだよ。逆に行って診察しても何もないと言われてお金を払って帰るんだよ。目が見えていて痛くもなくってただ診てもらいたいでは紹介できないんだ。ごめんね。」と言われてホームに帰ってきました。



帰ってくると眼科医の文句を機関銃のごとく口にしていましたがその時には目の不快症状の事は全く言わなくなりました。



一区切りしてから改めて聞くと「実は〇〇という事を思い出してしんどかったんだ。」と言ってくれました。



夕方から実に7時間ぐらい付き添い、話も聞き、本人の気持ちを聞けるまでに大変な出来事でした。



同じような話はそれこそたくさんありますがそこはまたいつかお話しできればと思います。



解決できないまでもたまった毒?を少し抜くことが出来たかなと一息付けました。



それからそういった受け答えについては、現状の把握から本当に感じている困ったことを掘り起こそうといろいろと遠まわしながら質問をしていろんなサインが出るまで質問するようにしました。



また参考にしていただければと思います。




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