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精神科救急ダイアルについて



【数年前に精神科救急ダイアルにどうしても必要になった為、連絡したことがありました。】



こんにちは。こんばんわ。ミナオスのサビ管です。



今回は数年前に利用者さんから病院に行きたいと発信があったため、夜間急遽精神科救急に連絡することになったお話です。



昨今は特段の緊急状態ではない場合は救急車の制限が呼びかけられていますが、障がい者グループホームでは基本別のように思います。



不穏状態になると支援員の思った以上の状態になりやすいです。



自傷や他害また近所に対しての迷惑行為が発生するとその周辺では障がい者グループホームが退去又はその状態に近い状態になりやすいです。



すべての利用者さんの様々な安全を考慮に入れると確認できれば医療機関に連絡する事がベストと思います。



まず電話すると、ひと通りの連絡先や状態の聞き取りをされます。



そして医療機関の紹介などしていただけると思うと「本当に今必要ですか?」と聞かれます。



もちろん必要ですと答えます。



しかし「医療機関はなかなか空きがない、近くではなく市内又は府内で探すことになります。」と聞かれます。




他にも「明日の外来まで待てませんか?」「自傷行為がなければ見守ることはできませんか?」などいろいろと促されます。




でもつらかったのは「今から救急車を向かわせて夜中になっても朝方迎えに行くことになってもよろしいですか?」と言われた事です。応対された方も仕事なので仕方がないですがつらかったですね。




利用者さんや支援者も即入院と考えていたからです。しかしながら利用者さんのつらさを考えると「それでもかまいません。とにかく医者の診察、処方を」と答えるしかなかったです。




たまたま利用者さんの生育歴やそうなるまでに至った状況などをこまめにまとめていたおかげで少し離れた場所ですが病院へとつながることが出来ました。




今回は精神科救急ダイアルに連絡した状況をかいつまんで書いてみました。




*ミナオスの説明・・・女性専用障がい者グループホームです。多くが独自の体質や自身の気持ち、思いを他者が理解してくれないといった思いを持つ利用者さんが多くの困難な社会生活に向き合う中でさまざまな不穏状態から立ち直るための訓練を日々積み重ねている場所になります。また職員はさまざまな特性を持つ利用者さんを見守り、支援を日々積み重ねております。

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